ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日、大川村では「第44回白滝ふるさとまつり」が開催されました。
ここ数年はとても良いお天気に恵まれて暑いくらいの陽気だったふるさと祭でしたが、今年は無情にも雨。
朝からずっと雨だったのは数年ぶりです。
しかも、5月だというのに「本当に春なの?」と疑いたくなるような寒さでした。
これにはさすがの村人も「せっかくの祭りなのに…」「今日はお客さん、そんなに来んろう」と少し弱気になっていましたが、蓋を開けてみればびっくり。
こんな天候の中、わざわざ足を運んでくださるお客さんがたくさんいらっしゃいました!
お山の上で旧交をあたためる同窓会のようなあたたかいお祭りをレポートします!

お山のめぐみを楽しむ
ふるさと祭のメインイベントは何といっても、「謝肉祭」でもおなじみの大川黒牛と土佐はちきん地鶏の炭火焼バーベキューです!
雨でも安心のハウスと東屋で、美味しいお肉に舌鼓。
炭火の熱で暖を取りながら、手作りの竹食器で味わうお山の焼肉はやっぱり格別です!
それを知っているからか、東屋もハウスも早々にいっぱいのお客さんで埋まっていました。

たくさんのお客さんの楽しそうな歓声が聞こえていました♪

炭火で食べる大川黒牛は格別です!

この竹食器も村民の手作り。

ご家族で、友人同士で、お山を眺めながらの焼肉は最高です!
また、出店ブースも大盛況。
冷えた体に染み渡る「山菜うどん」は、お昼頃には早々に完売してしまいました。
そのほか、その場で揚げるはちきん地鶏の唐揚げや山菜おこわ、手作りのおはぎなど、村のおばちゃんたちが用意した、お山ならではのなつかしいグルメがならびます。

山菜たっぷりのおこわは一番に売り切れてしまうので、狙うなら午前中に!

コシアブラの天ぷらがのった山菜うどん。食べるなら昼前には来るのがマスト。

「あれもこれも…やっぱりそれも!」思わず手が伸びる美味しいものがたくさん♪

お店のすぐ後ろでどんどん揚げられるはちきん地鶏のスティックチキン

とれたての山菜も。これ目当てに来る方もいらっしゃいます。

串からこんにゃくなどの食材、たれまで全て手作りの田楽
その場で食べるのも良し、お土産にするのも、おうちに帰ってから楽しめる山菜も、ここでしか手に入らないおいしいものが並びます♪
愛媛や岡山からのお客さんも
もともと鉱山の閉山を機に村を離れた人たちが里帰りできるように、と始まったふるさと祭。
今でもかつて村に住んでいた方や勤めていた方が集まってくる「大きな同窓会」のような空気感があります。
今回も、大川小中学校の卒業生の方や、かつて村に勤めていた方など、大川村にゆかりのある皆さんが顔を見せてくれました!

岡山県倉敷市から里帰りを兼ねて立ち寄ってくださったというご家族は、奥さまが大川小中学校の出身だそう。
久々に見る大川村に「懐かしい!」と笑顔を見せてくださいました。

また、なんと愛媛から自転車で山を越えていらしてくれた強者も!
愛媛との県境の山は標高1000メートルを越えるかなりきつい道のりです。
その山道を雨の中走ってくるのは相当な覚悟ですね…!
「さすがにきつかった…」とこぼしておられましたが、その熱意に心打たれました…!
慰霊祭
お祭りの賑わいから少し離れた敷地内の東屋では、しめやかに慰霊祭が執り行われました。
バーベキュー会場の熱気とは一線を画し、こちらは雨音だけが優しく響く静かで厳かな空間。
当日は大川村の議員をはじめ、かつて鉱山として栄えた「白滝」にゆかりのある方が参列されました。
集まった人々は、白滝が歩んできた激動の過去に想いを馳せ、今は亡き先人たちを静かに偲ぶ、大切な時間を共有していました。

毎年慰霊碑前で行う慰霊祭ですが、今年は雨のため東屋で開催

今年もしめやかに亡き人を偲びました
これからのふるさと祭
近年はちきんカーニバルなどのイベントを通して大川村を知ってくださった方がいらしてくれるようにもなっており、里帰り以外の若いお客さんもたくさんいらしてくださるようになりました!
また、村に移住してきてくれた若者も、会場準備や炭の管理、駐車場やお客さんの案内にと奔走し、お祭りを盛り上げてくれています。

村に移住してきた若者が始めたコーヒーとパンのキッチンカースタンド。

大川村の若いスタッフたちが次世代を担います。
今後少しずつ顔ぶれが変わったとしても、みんなが「おかえり」と声を掛け合えるような、この大川村らしいお祭りをいろんな方に知っていただき、引き継いでいきたいですね。
来年の開催情報なども、今後ここ「でぃぐ!大川村」でもUPしていきますので、ぜひチェックしておいてくださいね!
お会いできるのを楽しみにしています!
