美しい景色と歴史をのみこんだ早明浦ダム。
ダム両岸の切り立った山々は新緑の時期~紅葉の時期までさまざまな表情を見せてくれます。
そんなさめうらダムには春~秋にかけて遊覧船が運航しています!
ちいさなポンツーンボートですが、安定感がありソファのような座り心地の快適なボートです♪
吉野川と早明浦ダム
遊覧船がめぐる早明浦ダムは四国最大級のダム。
高知と徳島を流れる吉野川の治水を目的に作られたダムです。
この吉野川、とっても美しいのですが日本三大暴れ川のひとつで、「坂東太郎」「筑紫次郎」にならび「四国三郎」と呼ばれています。
高知で雨が降ると徳島で大水害が起きるという塩梅で大変人々を悩ませていましたが、現在は早明浦ダムによって予防することができています。
この吉野川を治めるために作られた早明浦ダムは、いわば四国の心臓。
香川への用水の影響も大きく、香川では天気予報と一緒に早明浦ダムの貯水率も毎日報道されています。
しかし、この早明浦ダム建設により、大川村の中心部、代々受け継がれてきた田畑や学校、旧役場などの町がダムの底に沈むことになりました。
そこに住んでいた多くの人たちが村外への移住を余儀なくされ、また同時期に白滝鉱山の閉山等の事情もあり大川村の人口は激減してしました。
そんな複雑な事情を呑み込んだ早明浦ダム。
美しい景色と共にその歴史や旧役場の観測などガイド付きでご案内いたします!
いざ乗船
役場前に車をとめてスロープを降りていくと、ゲートがあります。

この看板が目印!スロープを降りて行きましょう♪

時間になるとゲートが開いてはしけまでいけるようになります。
ただ、夏場は暑いので直前まで役場の隣の「山村開発センター」で涼みながら待つのがおすすめ。
冷房が効いてますし、飲み物の自動販売機もあります♪

ここは標高が300メートルを越えているので、町場よりは涼しいですが、お日様が近くなるからか晴れた日は日差しが強く日向はかなり暑いので、帽子をかぶるなどの対策は必須です…!
遊覧ボートは15人乗り(お客さま定員12名)のポンツーンボート。
遊覧船としては小さいですが、そのおかげで水面が近く迫力のある景色を体感できます!

乗船中は大川村のガイドさんが、見えるものや早明浦ダム、大川村の歴史を案内してくれます!
気になったことはなんでも聞いてみて下さい♪
船を操縦する船長さんは、ベテランの方が毎回徳島から来てくださっています。
流木も軽々よけ、目視できない水没役場もきっちりレーダーに収めてくれる手練れです!
(日によって別の者が担当することもあります)

船内ではフリップも使って大川村とさめうらダムの案内も。

大川村出身のガイド平賀さん。村のことはなんでも聞いて!
そんな船長さん、ガイドさんと一緒にいざ出発!
滝を目指してジャングルクルーズへ出発!
いわゆる「遊覧船」というよりボートというのが正しいような船なので、けっこうスピードが速い…!
水しぶきも間近で見え、ひらけた湖面の両側に切り立つ山々が見渡せるのは本当に贅沢な気分です。

水面が近く、岸との距離も近いのでまるで「ジャングルクルーズ」のような臨場感です…!
早明浦ダムはバス釣りの聖地といわれています。
バス釣りのボートと何隻もすれ違いました。
橋の上からでも魚影が確認できるこの辺りはきっとたくさん釣れるのでしょうね!

旧村の遺構も間近に見えます…!

水を切って進む湖面が近い…!場所によってはかなりスピードも出ます!
見どころスポットは、山から落差106メートルで流れ落ちる四国最大級の滝「小金滝」と、レーダーで観察できる水没役場です!
今回は小金滝から。
(コースはその時のコンディションによって微妙に変わるそう)
水を切って進むと見えてくるのはダムを渡る橋。
ひとつひとつ形が違う橋は緑に映え、下をくぐるときは大迫力!

最初に見える小松川橋は小金滝に向かうときに右側に見えます

ふたつ目の橋は三ツ石橋。こちらは下をくぐります!

小金滝近くにある小金滝橋。緑とのコントラストが本当にキレイな橋です!

下から見ると大迫力!
そしてその橋を通り過ぎて見えてくるのが、我らが四国最大級の滝、小金滝!

船をとめてじっくり眺める時間をとってくれるのもうれしいポイントでした♪
滝と一緒に記念撮影もできます。
水没役場へ!
小金滝をじっくり観察したら、来た道を戻って水没役場を見に行きます♪

↑こちらは現役場のあたり。
ここを通り越して、奥に見えるのが大川橋。
この橋の近く、向かって左岸よりに水没役場が沈んでいます。

こちらの大川橋も緑に映えます!
小金滝もそうですが、ここのあたりも紅葉の時期がとてもきれいな場所。
紅葉時期(11月初頭~)も大変おすすめです!

紅葉時期の小金滝

大川橋の近く村のえき周辺の紅葉
そんなわけで水没役場スポットに到着!
レーダーを見てみると…

コンディションにもよりますが、柱や壁の様子もはっきり見えます!
そんなわけで45分のジャングルクルーズ終了!
おつかれさまでした!
たのしい早明浦ダムクルーズ。
是非乗りに来てくださいね♪
お待ちしています!
大川村さめうら遊覧船運航概要
大川村さめうらふるさと号
運航開始:2024年7月6日(土)~
運航日程:
期間:4月~11月
運航日:土曜・日曜・祝日(定時運行・各45分程度)
(11:00発、12:00発(運航休止中)、13:00発、14:00発、15:00発)航路:乗船(大川村役場前)~小金滝付近~下船(大川村役場前)
※駐車場は役場前の駐車スペースをご利用ください。料金:大人1,000円/中学生未満500円(村民無料)
※定員12名事業者:大川村ふるさとむら公社
(高知県土佐郡大川村朝谷26)※「でぃぐ!大川村」ではご予約・お問合せは受け付けておりません。
お問合せは必ず上記電話番号へお願いいたします。


遊覧船発着場所です

ダム全体で見るとこんな感じ!
クラウドファンディング
早明浦ダムに続く吉野川は高知から徳島県へ流れ、昔から暴れ川として人々の手を焼いてきました。
さめうらダムはその暴れをSTOPさせた立役者でもあります。
ただ、さめうらダムの建設に伴って、村の中心部、代々守ってきた土地や田畑、生活の場の多くがダムの底に沈んだのが大川村。
じつはこの遊覧船、そんな村の歴史と徳島県とのつながりを重く見た徳島のNPO法人新町川を守る会さんが、大川村の活性化のために企画してくださった事業なのです。
運用費用のためのクラウドファンディングも発足しています!
遊覧船存続のため、この景色を大切に残していくため、ぜひご寄付をお願いいたします!
船舶の安全にかかる記載
【事業者情報】
〇 事業の種類:さめうら遊覧船
〇事業許可/届出年度:令和6年度【船舶情報】
船名:ふるさと号
旅客定員:12名
総トン数:1.6トン
救命胴衣:大人用15名 小児用6名
救命浮輪/救命浮環:救命浮輪1個 救命浮環0個
救命いかだ/救命浮器:なし
無線設備の搭載状況:携帯電話
船舶検査証書の交付年月日:令和7年5月21日【事故情報】
(安全管理規程の事故処理基準に基づき各事業者が国へ報告した事故の件数)
〇過去5年間の事故件数
2025年 0件
2024年 0件〇安全統括管理者及び運航管理者にかかる情報
安全統括責任者:明坂健喜 令和6年3月4日選任
運行管理者:明坂健喜 令和6年3月4日選任〇安全方針
1、安全最優先の原則
2、関係法令及び安全管理規定の順守
3、安全マネジメントの継続的な改善〇安全重点施策及びその達成状況
2026年度:
2025年度:達成
2024年度:達成




