わたしたちが作っています!
あけぼの会
大川村には集落ごとに村でとれた様々な素材を加工し販売する農業団体があり、井野川集落の「あけぼの会」もその中のひとつ。月に一度作業場に集まって、かりんとうやあけぼの味噌、こんにゃくやおまんじゅうなどを作って、村のえき「結いの里」で不定期で販売しています。
ここでしか買えないワケ
野菜などの素材をペーストにし、生地をこね、形をつくり、大鍋で揚げる。齢80を超えるおばちゃんたちが4人でおしゃべりを楽しみながらつくるその味は、県外にもファンが多く、「一度食べたら止まらない」という声が多方から届きます。
月に一度のペースで作っていますから、数に限りもあって通販やネット販売はしていません。(が、ふるさと納税で返礼品になっています!)村のえき「結いの里」で見つけたら、ぜひお早めにゲットすることをおすすめします。
野菜に野草に、海藻?選ばれし7つの素材たち
かりんとうに練りこまれているのは、ほうれん草、とうもろこし、にんじん、よもぎ、ごま、ひじき、ゆずの7つ。野菜の多くは大川村産で、おばちゃんたちが作ったものです。
30年前作り始めた当時は、プレーンとよもぎの2種類でしたが、試行錯誤し徐々に味を増やしていったそう。海の幸を加えたいと、青のりを試したこともあったそうですが、香りが強すぎて他の味に影響が出てしまって断念。最終的に、「ひじき」に落ち着いたという裏話も。
村に来たときにしか買うことのできない貴重なかりんとうを、ぜひ大川村ならではのお土産にいかがでしょうか。30年間かわらぬ素朴なパッケージも、おみやげとしての魅力のひとつです。