大川村図鑑大川村図鑑

大川村にあるいろんなものを、図鑑にまとめました。
大川村に来て、実際に探してみませんか?

植物図鑑

きれいな花や山ならではの珍しい植物、食べられるものも!
大川村の花草木(ときどき苔)の図鑑です

ユキモチソウ(タヌキノションベンタゴ)

真ん中が真っ白でおもちみたいだから雪餅草。大川村では昔から「たぬきのしょんべんたご」と呼ばれ親しまれて(?)いた。しかしもちもちした見た目とは裏腹なサイコパスなので要注意。食虫植物のような見た目だけど虫は「食べない」。そのかわり受粉のために取り込んで飼い殺しにする。実に毒(二粒で入院レベル!)がある。

特徴

・土の栄養状態によって性転換する。
・食中植物みたいな見た目だけど虫は食べず、受粉のために閉じ込めて飼い殺しする。
・実に強い毒があるので要注意!(2粒で入院レベル!)
・絶滅危惧種なので、見つけても決して目を合わせずそっとスルーしてください…。

エイザンスミレ

日本で2種類しかない、春菊のような形の葉っぱをもつ超レアなスミレのひとつ(ふつうのスミレの葉はフキの葉を平べったくしたような形)。甘い、いい香りがします。ただ、葉っぱ以外はほぼ普通のスミレなので見落とされがち。超レアだけど、そのわりにはそのへんによくいる子でもある。スミレを見つけたら、葉っぱの形をよく見てみてくださいね!

特徴

  • 花期:3~5月
  • 薄暗めのじめっとしたところが好き
  • 基本的に薄紫色だが、真っ白の個体も。

クサイチゴ

おいしいです。タネもなく甘酸っぱい正真正銘「食べれるイチゴ」。でもそんなことよりこの美しさを見てください。どうか伝わって!この透明感!美しい!食べちゃいたいくらいカワイイ!まあ、食べちゃうんだけど。そんな草むらの宝石、クサイチゴです。冬に実るフユイチゴに似てますが、こちらのほうが少し大きいものが多いです。昔の大川村の子供たちはチガヤの茎のようなまっすぐの固い茎にいっぱい刺してかわいいおやつにしていたそうな。

特徴

  • 実の時期:4月末頃~6月なかばくらいまで
  • 標高1400メートルくらいのところになると8月まで実があったりする
  • 実のサイズ:1~1.5センチくらい。
  • ヘビイチゴによく似ているので注意。花が白いのが食べれるイチゴ率高い

オオイヌホオズキ

ちっちゃいちっちゃいナス。まさにナス。実も花も大きさは1センチ前後の超ミニチュア茄子です。おままごとに使えそうなくらいめっちゃ米ナス。でも実は毒もちさんなので、口に入らないように要注意。

特徴

  • 実・花期:8月~10月。次々に花が咲き、実がなる。
  • 実のサイズも花のサイズも1センチにも満たないくらい小さい。
  • とにかく見た目がとてもかわいい。
  • 特に何の役にたつわけではない。

シマカンギク

山に咲くキク。大川村では秋になるとそこらへんの道端にいっぱい密生して咲いている。元気な黄色の小さな花がモコモコついてとてもかわいい。この花をひたした油を昔は薬にしたらしい。

特徴

  • 花期:10月~12月。紅葉の脇で華を添える花。
  • 別名:油菊アブラギク(油につけて薬にするから)

フユイチゴ

冬枯れの森で輝く宝石フユイチゴ。クセがなくアタリをひけば本当にイチゴのように甘い。冬場に楽しめる数少ないワイルドフルーツのひとつ。収穫はサルとの競争だが、かなり広範囲にはえている植物なので、サルも取りきらず競争率はそう高くない。ハズレを引くと酸っぱい。春のクサイチゴより実が小さめ。草葉のかげに実ることが多いので、草むらを角度を変えながらよく見るのがコツ。日当たりのいいところのほうがアタリが多いかも。

特徴

  • 実の時期:11月~2月頃
  • 生えている場所:木陰、岩場、シダなどの下
  • 身の大きさ:1センチ前後。
  • かわいい。

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サンキライ(サルトリイバラ)

大川ではこの葉っぱをおもちや団子を包むのに使う。実は赤くてかわいいが、おいしいという話は聞いたことがない。おおむね葉っぱを食するか、リースにするための植物。ツルのとげに毒があるので取り扱いには注意。

特徴

  • 花期:4~5月頃。花は緑なので目立たない。
  • やっぱりメインは赤い実
  • 実には毒消し作用があるらしい。

ミツマタ

枝が三つに分かれているからミツマタ。でもそんなことより和紙の材料として有名。冬の終わりに小さな黄色い花がポンポンみたいに丸く集まって咲くのがとてもかわいい。下向きにうつむいて咲く奥ゆかしい子なのでぜひ下から見てあげてほしい。昔はこれを栽培・収穫して皮をはぎ、製紙業者に売るのが女性のナリワイで、おかげで大川の女性は豊かだったそう。

特徴

  • 花の時期:2~3月頃。寒―い時期に誰よりも早く咲く
  • 栽培が盛んだったころは山が花で黄色に色づくほどだった
  • 今は小金滝付近などに残っています

イタドリ

若いものは軽い酸味とシャキシャキとした歯ごたえがあり、クセがなく大変美味しい。アクが少ないので下処理なしでも食べられる貴重な山菜。さらにサラダから炒め物煮物はてはお菓子やジャムにまで使われる、あなたいろに染まる山菜。にもかかわらず高知県といくつかの地域でしか食べられていない、もったいない山菜。成長すると別人。大川村では割いてミズグルマ(水車)を作って子供が遊んだりもする。食べ物にもおもちゃにもなる千変万化。

特徴

  • 食べごろ:3~4月 若い芽(30センチくらいまで)ならいつでも
  • はえている場所:どこでも。高知県のスーパーや道の駅。結いの里で買えることも。
    日当たりの良い土手に多い。
  • オススメサイズ:30センチくらいで葉が開く前まで。
  • 特徴:ふしがあり、赤紫がかっている。
  • おいしい。

ゲンノショウコ

民間薬の原料として有名。花は白や紫がかったピンクのものなどがある。そっくりさんで外来種のヒメフウロさんがいる。ついでに花がないと、かの有名なトリカブトさんもそっくりらしい…。大川村では花が白いほうが効用が強いといわれ、昔は白のものだけ摘んで薬用として用いられていた。

特徴

  • 花の時期:8月~11月。なんかずっと咲いてる。
  • 整腸作用・高血圧・利尿作用・婦人病にも効果があるらしい。はたらきもの!